母と娘2ー記憶を塗り替える

「母親」についての質問に答えて、ノートに書き出していた。

その夜、すごく落ち込んでた。

 

夜、にゃあ助を抱きしめて、ツトムくんに顔を押し付けて、涙が止まるまで延々と泣いた。

寂しかった。

心細かった。

わたしがいけないのかも知れない、怖さ

どうして?どうして?どうして、幸せじゃないの?

というような、切ない叫び。

幸せって言ってよう、みたいな。

とにかく泣いて出した。

 

毎朝、わたしの起き出しは夫より、だいぶ遅い。

ご飯を炊いて、お弁当に詰めてくれる。

何かわたしが作ったおかずがあれば入れるし、無ければ、真っ白いご飯だけ。

 

でも、その日の翌朝、

夫が目玉焼きを自分で焼いてお弁当に入れてくれたのだ。

「何?どうしたの?すごーい。」

と言うと、夫は一言、

 

ななちゃん、喜ぶかなって。」と言ったのだ。

 

衝撃だった。

 

ママだ。夫は男ですけど、「ママ」だった。

 

初めての体験、思わぬパンチを食らった感じだ。

すごく嬉しかった。

幸せだ、と思った。

 

わたしの母は、余裕がなくて、こういうのはなかった。

思い出すのは笑顔の母ではなく

いつも不機嫌な母だ。

胸に染み入るような、そういうのはなかった。

 

 

この出来事で、子供の頃わたしがきっと欲しがっていたもの、を体験できて、満たされた。

わたしの子供心は満たされた。

わ~、ママありがとう。

って思えた。

 

わたしも幸せだったし、

それをわたしにしてくれるママ(ツトムくん)も幸せと、感じてるのがわかった。

そう、目の前のママ(ツトムくんだけど)は確実に幸せだった。

自信を持って言える。

 

驚いたことに

この体験で「母は幸せだったろうか?」という問いに、自信を持って言えるわたしになっているのだ。

 

ママは幸せだった。

 

 

こういうのありなの?!っていうか、なんて単純!!

 

こうやって、記憶を塗り替えることができるんだ。

こうやって自分の思い込みを塗り替えていけるんだ。

 

なんか、すごい、こと発見した気がする。

 

 

 

 

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